近年企業がYouTubeを活用するケースが増えております。

この記事では、各企業がどのようにYouTubeを活用しているのか、業界別にチャンネルをピックアップしてまとめてみました。

• YouTubeを始めたばかりで運用方法を模索している
• YouTubeを事業で活用するイメージが沸かない
• 他の企業はどんな使い方をしているの？

と言った事業者様は、ぜひご参照にご覧下さい。

企業別YouTube活用事例

食品

サントリーホールディングス株式会社/サントリー公式チャンネル（SUNTORY）｜24.8万人

明治・味の素・伊藤園など、大手の食品会社は企業YouTubeチャンネルを持っていることが多いです。

その中でもトップの位置にいるのは、飲料メーカーのサントリーです。
CMのメイキング映像やWEB限定ムービーなど、TVでは見れない未公開映像が人気です。
自社商品のPR・販売に直結できるのが良い点ですね。

動画の投稿数も多く、軽く1,000本を超えています。
他の食品メーカーの3倍以上の差があり、継続して動画を投稿することの大切さが改めて分かります。

チャンネル登録は20歳以上の方限定という面白い文言があります(お酒の情報があるからでしょうか)。

美容・医療

株式会社資生堂/資生堂ShiseidoCo.,Ltd.｜6.6万人

美容業界もYouTubeには前向きです。
美容業界では、テレビCMや商品紹介動画、化粧品の使い方に関するムービーが多く投稿されています。

メイク動画など商品の使い方を訴求するやり方は動画に適しているなと感じます。

飲食店

株式会社ペッパーフードサービス/いきなり！ステーキ｜6520人

https://www.youtube.com/channel/UCUmpunTWS–cr3w6VH3o-gg/featured

CMや社長のインタビューだったチャンネルが、あるタイミングでいきなりYouTubeっぽくなっておりました。
企業っぽさをなくし一般ユーザーとの距離を近づけるため、演者を立てています。

他にも回転寿司チェーン大手のくら寿司「イナバニュース【くら寿司公式】」などは、企業チャンネルらしさが0でどこか愛くるしいです。

年齢性別問わず誰にでも受け入れられる「食」ジャンルは、YouTube内でも人気コンテンツの1つです。

アパレル・雑貨

楽天株式会社/らくちゃんねるby 楽天市場チャンネル｜6190人

ユニクロ・ビームス・ワコール・サマンサタバサ..
アパレル業界でもYouTubeチャンネルを持ち運営している企業は多いです。

中でも楽天は2020年4月に始めたばかりですが、専属のYouTuber&芸能人が出演するコンテンツを作っています。
インフルエンサーとのタイアップにより、少ない登録者に対して再生回数が多いです。

概要欄と固定コメントから紹介した商品の詳細ページへと飛ぶ導線が作られています。

ほかにも家具メーカーの「大塚家具」が2020年2月から始めています。

大塚久美子社長の自宅公開動画など、一般ユーザーに目線を下げた企画があって面白いです。

金融・保険・証券

SMBC日興証券株式会社/SMBC日興証券株式会社｜5.57万人

おカタいイメージの金融・保険業界も、専門知識の解説や金融の最新情報の発信など、お役立ち情報としての位置付けを持っています。

その中でも特に登録者数の多いのが、SMBC日興証券株式会社です。

子供たちの素朴な疑問に元プロ野球選手のイチローさんが答える「おしえて！イチロー先生」シリーズが人気です。

200〜300万回再生されている動画もゴロゴロあります。
もはや「イチローチャンネル」です。イチロー選手はYouTubeでもヒット連発です。

金融業界であれば、堅いイメージを少し崩した半沢直樹ドラマ仕立ての企画があれば面白そうですね。

教育

株式会社 A.ver/武田塾チャンネル｜参考書のやり方・大学受験情報/8.29万人

教育業界で人気のYouTubeチャンネルは、株式会社 A.verが運営している「武田塾チャンネル」です。
各科目ごとの勉強法や参考書の紹介など、受験生にとってはありがたい情報が沢山載っております。

ECCもWEB限定動画をYouTubeに公開しております。

株式会社ECC/ECC/6,190人

これからの子供たちは、オンライン上の教材で勉強することが当たり前になるのかも知れません。

自治体

茨城県/いばキラTV/13万人

各自治体もYouTubeを始めております。

中でも茨城県の魅力を伝える「いばキラTV」は、登録者13万人超と自治体の中ではトップの人気です。

茨城県公認Vtuberを立てて、生放送なども行う盛況っぷり。
県民愛の凄さを生で感じられます。

岩手県/岩手県公式動画チャンネル/2.18万人

福岡市/福岡チャンネル by Fukuoka city/1.75万人

まとめ

今や業界問わず、YouTubeは告知/宣伝媒体・ブランディング・オリジナルコンテンツとして活用されています。

CMとは違って多額の予算投下ではなく、企画・アイデア次第で新しいファンを獲得できるYouTubeは、企業のビジネスに心強いパートナーとなってくれます。

以上、業界別YouTubeの活用方法を紹介させて頂きました。