いつでもどこでも好きな動画が閲覧できるYouTube。
そんなYouTubeの利用者は、一体どのくらいの割合いるのでしょうか?
年齢別のYouTube利用率と、他ソーシャルメディア系サービスとの利用率を比較してみました。
YouTubeの利用率
まずはYouTubeの10代ごとの年齢別利用率。10代と20代は90%超で特に高く、若者のほとんどが利用しているサービスです。
逆に50代以降になると下がってきますが、60代でも3人に1人は利用していることが分かります。
一方、全体の利用率が高い割には、「書き込む・投稿する」と言った発信者側が圧倒的に少ないのもYouTubeの特徴となっております。
利用はしているものの、動画を投稿する側のハードルが高いのも特徴です。
※利用率:「見る・書き込む・投稿する」のいずれか1つ以上を行っている者
各SNSの利用率
他のSNSと比較するとこのようになっております。YouTubeはLINE(75.8%)に次いで利用率が高いサービスであることが分かります。
YouTubeは毎分500時間のビデオがアップロードされていると言われており、情報量と情報の鮮度が高いこともユーザーが多い一つの理由となっております。
※利用率:「見る・書き込む・投稿する」のいずれか1つ以上を行っている者
Source|情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(平成30年7月)
インターネットサービスとの比較
Source|ニールセン デジタルコンテンツ視聴率/2019年
日本国内のWEBサービス利用率では、1位が「Google」、2位が「Yahoo Japan」、次に「YouTube」の順番となっており、国内人口の半数以上がこのWEBサービスを利用していることが分かります。
一方スマートフォンアプリの利用率だと、1位が「LINE」、2位に「YouTube」がランクインしております。
YouTubeはパソコンよりもスマートフォンユーザーが多いのが特徴で、70%以上がモバイル端末で利用されています。
加熱するYouTube市場
近年YouTubeの影響力は高まりつつあります。
その証拠にいまや1日に1人は芸能人が参入し、YouTube界隈を賑わせています。
また新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費拡大から、YouTubeをはじめとするオンライン動画市場がさらに拡大しています。
YouTube上でのオンライン配信は新しいライブイベントの形となり、オンライン時代の新しいビジネスモデルとなりました。
YouTubeは他のSNSと違い、一定のチャンネル登録者数と視聴時間をクリアすれば、素人でも簡単に収益化できるのも大きな特徴です。
影響力のあるチャンネルには企業からのタイアップ案件がバンバン入ってくるので、個人で数百万・数千万円の収益をあげることも可能です。やり方次第では、法人個人関係なく収益をあげる方法が沢山あることも、他のSNSより市場が拡大している要因かも知れません。
日本国内で6,200万人以上が利用していると言われているYouTubeの特徴と利用率についてでした。